小説・漫画好きの感想ブログ

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青いバラ サントリーがいよいよ発売

ながらく不可能の代名詞とされてきた「青い薔薇」がいよいよ販売されることになったのですね。薔薇というと黒いの、白いの、深紅の、黄色いの、といろいろな薔薇が花束にされてきましたが、青いものだけは今まで色素がないということで事実上不可能とされてきていたのですが、サントリーさんはとうとうやりきってしまいましたね。バイオテクノロジーを駆使すれば、一株だけなら出来るかも、とは思っていましたが、販売できる体制までいくとなるとこれはもう快挙ですよね。
 ただ、惜しむらくはもともとがない色を作ったので、画像で見る限り、青といってもドラゴンズブルーや藍色とまではいかず、どこかぼやけた紫に近いような色にも見えます。紫の薔薇の人、というとまた違う漫画のキャラを想像しますが、まずはできただけでも凄いなと素直に思います。
 (どうでもいい話ですが、青い薔薇というと、清原なつのさんの「アレックス・タイムトラベル」だったかな? という漫画が真っ先に頭が浮かびます。青い薔薇をテーマに据えた漫画でなかなか読み応えがありましたよ)

サントリーは20日、世界で初めて開発に成功した「青いバラ」を11月3日から発売すると発表した。花弁にほぼ100%の青い色素を含むバラで、「SUNTORY blue rose APPLAUSE」の名称で売り出す。価格は2000〜3000円。年内6千本、平成23年に20万本の販売を目指す。 バラには青色の色素がなく、青いバラの開発は不可能とも言われてきた。
 サントリーは平成2年から、同社の挑戦精神「やってみなはれ」に基づいて青いバラの開発に着手し、パンジーの青色遺伝子をバラに導入することで16年に開発に成功した。
 各種認可と生産体制を整えたことで、累計20年間の期間を経て一般販売に踏み切ることにした。