「喰いタン」15巻 寺沢大介著 感想
喰いタン、最終巻です。
なんだかとってつけたように、いきなり連載が終了してしまった喰いタンの最終回です。打ち切り、というよりは「ミスター味っ子 2」の為に切り替えたというニュアンスでの終わり方だったのですが、きちんと最終回が迎えられたのはまぁよいことだったのではないでしょうか。
内容としては、最終巻だからといって、いつもと大きく変わるような一巻通しての最後の戦いがあったりするわけではなく、いつもと同じで一つ一つの事件を喰いタンが食べ物をひたすら食べ続けながら解決していくという黄金パターン中で進みます。それが、最後にわりあいと唐突に話をまとめられた感じで終わります。
ただ、最後の最後で助手のお嬢さんとの仲も、それなりに進展したような終わらせ方をしてくれたので、そのあたりは個人的には綺麗な纏まり方で良かったかなと思います。この終わらせ方なら、いつなんどき第二部スタート、となっても大丈夫ですしね。
長期連載お疲れさまでした。
- 作者: 寺沢大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/23
- メディア: コミック
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