小説・漫画好きの感想ブログ

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村上春樹「1Q84」が200万部突破

 村上春樹さんの「1Q84」が5/29の発売から200万部をすでに突破したとか。
 異例も異例、純文学というくくりでいえば空前の売り上げ・スピード記録です。村上バブルなんていう言葉も囁かれていますが、まさにそれくらいインパクトがありますね。どこまで売れ続けるのか、どこまで盛り上がるのか。ただ、某所でも言われていましたが、書評はのきなみよろしくないのが気になります。これだけの人が読んで、あるいは買っておくことに価値があると見いだした本が軒並み書評ではよくないというのは首を傾げます。まぁ内容が納得いかないという人も多々いるんでしょうけれど、綺麗にオチがつかないと取るか、解釈の余地、続きを考える余地があるかでいろいろと取り方はあると思うんだけれど、もっともっといろいろなところで「1q84」のいろんな人の感想が聞きたいところです。書評家とか評論家の意見よりもいろいろな世代でどう受け止められているかが読みたいです。あらすじのネタバレをしちゃいけないと思って感想や書評をとどめていた人もそろそろもう解禁でいいんではないでしょうかね。
 マツケン主演の「ノルウェイの森」の映画前にはまた村上春樹で世間は盛り上がるんだろうけれど、その前にこの「1q84」でいろいろ盛り上がりたいものです。青豆の最後のシーンについてとか、本当にいろいろ人それぞれ感想の違いなんかがあってもいいなぁと思います。