小説・漫画好きの感想ブログ

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「1Q84」春樹さんの本を読むときは何故か

 今日、いよいよ村上春樹さんの「1Q84」を買って来ました。
 早速、近くのハワイ料理屋さんでメニューを頼んだあとパラパラと読み始めましたが、その時にふと思ったことが一つありました。それは、僕はどういうわけだか、村上春樹さんの新作が出たときには、今まで入ったことがない料理店でメニューを注文しているということです。そんなに行動半径の広い人間じゃないし、毎日美食を求めて彷徨しているわけではないので、普通に居間で新刊を読んでいても不思議はないのですが、いつもいつも思い起こしてみればどこかで初めて入る店でご飯を食べています。
 「海辺のカフカ」のときは堺市の鳳だったかどこだかの初めて降りる駅のそばのお店で、初めて食べる(外のお店で食べたことがなかった)塩ラーメンの一口目の美味さに感動していたし、「ネジ巻き鳥クロニクル」の時は梅田かどこかのステーキハウスで珍しくフィレのほうのステーキを食べていました(基本的にはフィレよりもサーロインのほうが好きです。肉の旨味はやっぱりあの脂にあって、あれを岩塩でいただくのが一番お肉はおいしいと思います)。   
 なんでだかわかりませんが、、、ひょっとしたら単に帰り着くまで本を我慢することができないだけかも知れませんが、、、そんなことをふと思いつきました。来月もまた忙しくなりそうなので今日は以下の小説本を一気買いでした。

 村上春樹1Q84」1巻と2巻
 加納朋子「スペース」
 恩田陸「エンドゲーム 常野物語」
 夢枕獏「キマイラ8」
 西尾維新不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界
 西條奈加「金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚」
 プラトン・北口裕康「ソクラテスの弁明 関西弁篇」
 瀬尾まいこ「強運の持ち主」
 
 追記;春樹さんの新刊、初日にして68万部に増刷だそうです。新潮社史上空前の大記録だとか。大不況なことを考えると本当にすごい偉業です。