小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

オバマ大統領の指名閣僚次々辞任

 おはようございます。
 今日は、ひさびさに完全休暇なんで、嬉しい一日です。
 円天L&Gの波和二会長の逮捕間近か、なんていうニュースを見ながらぽちぽちとサイト見て歩いています。


 さて。いきなりですけれど、アメリカの閣僚が次々と辞任、辞退といったことになっています。あの大統領予備選、大統領選挙本戦に勝ったあとの熱狂的な就任式からすると、国民・官僚・政治家が一体となってアメリカは生まれ変わるんだという希望に溢れているかと思いきや、重要なポストにつけた閣僚が次々と辞任、辞退に追い込まれています。
 
 一番新しいのが、厚生長官に指名されていたトム・ダシュル氏。彼はは医療保険問題に詳しく、1995年から10年間、上院トップの院内総務もつとめており、アメリカのあの悪名高い保険制度(お金持ち以外は病気や怪我をしても、保険に入ってないと医療費が高過ぎて病院代を支払えないから病院にいけないといわれる)を改革するために選んだ人物。 彼が、過去の脱税問題から辞退。
 一つ前が、財政改革の旗印として無駄遣い等の監督役として、各省庁の予算執行の効率性を監視する業務評価官に指名された ナンシー・キルファー氏。この人も辞退。
 さらには、ガイトナー財務長官も納税漏れで辞任。
 ちょっと前になるけれど、当初商務長官に指名されたビル・リチャードソン・ニューメキシコ州知事が司法当局の 捜査対象となっている企業との関連を理由に指名を辞退と、主要閣僚と予定者が次々に全員辞めていっている状況。

 
 これ。どう見るのが正しいんでしょうか。
 アメリカ政界はなんだかんだいって、税金問題だとかなんだとかで全員がなにがしかの黒いところをもっていると見るべきなのか、それとも考えたくはないけれど、やっぱり黒人大統領の下では働きたくないという緩やかなポイコットや黒人大統領を潰しにかかる勢力からの圧力や謀略と見るべきなるんでしょうかね。ロスチャイルドの陰謀が・・・なんていうと陰謀説は普段なら一笑に付したいところですが、、、ここまで閣僚が決まらない辞退が続くとちょっとこれはただごとではないなという気にさえなって気もします。
 個人的には、アメリカの経済復興のためにバイ・アメリカン条項(アメリカ産のものを買うように義務づける法律・・なんだか昔のスーパー301条を思い出しますねね)政策を取ろうとした法案に、「間違っている」と拒否したオバマ大統領を指示しているだけに、、、ちょっと心配です。 


 追記:特集で知りましたが、L&G事件の円天の巨額詐欺問題、会長の波和二容疑者は昔にも「APOジャパン」とか「ノザック」という水道水を天然水に変えるというような健康食品商法・マルチ商法でも捕まっているんだそうです。言ってみれば歴戦のマルチ商法の大ボスなんですよね、こういう詐欺事件起こした人には会社設立やら関わった会社はビジネスができないような法律を作るべきだと思いますね。一緒にずっと動いていた寺嶋容疑者もそうだけれど、基本的にこういうのやる人はずっとやるんですね。