小説・漫画好きの感想ブログ

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今年の新成人組 頑張ってね 新成人へメッセージ

 こんばんは。 
 一気にきた寒気に打ち負けて早引けして帰って来て少し寝ておりましたら、だんだんと回復してきました。明日もおりよく休みなのでゆっくりと寝て、夕方あたりから企画のチラシ(今度は新しい事務所のオープンイベントのほう)を作っていくという作業です。世の中なにかとイベントが続いて行きます。


 ま、それはそれとして、新成人です。
 今日の成人式を向かえた人たちは正直いって、ずいぶんと割を食ったような感覚をもっていると思います。自分たちが大人になるという記念すべき年だというのに、世間は不況不況、リストラは横行する、商店街はバンバン潰れる、派遣切りとかいって住むとこがなくて困っている人もいるし、ホームレスなんか当たり前にいる。携帯電話がひっきりなしになっていて、メールのやりとりがけっこう煩雑。就職しようにも、したところがいつまでも倒産しない保証もない。年金も、保険もバカみたいに割高なのに、自分たちはまずもらえない、もらえたとしても雀の涙な可能性が大。街中はおじいちゃんおばあちゃんばかりで、若者の数は圧倒的に少ない。仕事にでても、みんな年上ばっかり。戦争なんて遠い遥かなことと思っていたうちに自衛隊はバンバン海外に行くし、たまにはミサイルもとんでくる。政治も予定調和の自民党一党支配のはずが、政権交代も現実になるくらいに政治は混乱して総理大臣がどんどん職を放棄する。 
 確かにそういう諸条件だけを見ると、昔と比べたら、今の20歳は本当に大変だと思う。
 でも、今年新成人を迎えた人には、いいこともたくさんある。自分たちが世の中で主戦力になっていく頃には、へんな意味での年功序列もなくなっているだろうし、意味のない慣例もなくなっていると思う。海外を相手にでも、ネットを相手にでも、自分のひらめき努力次第で何かを一から起こすチャンスだけは昔より格段に高くなってる。昔と違って「家」のしばりもなくなってる。
 だから、へこんだり、やれやれと言わずに頑張って欲しい。
 自分が成人するときは、確かちょうど平成になってしばらく立った頃で、その頃も天皇がかわって元号もかわって、バブルの最後あたりで、そろそろ大不況がくる気配がにじり寄ってくる時だった。あの時も日本は潰れるの潰れないのとなっていたけれど、でも、ここまでなんとか日本は立ち直った。今の不況も、何年かすれば立ち直るのは間違いない。ただ、その立ち直ったときに、自身の蓄積がないとそれこそ決定的な格差が人と出来てしまうかもしれない。だから、今20歳になる新成人の人には頑張ってほしいと思う。
 お酒が飲める、煙草が吸える、なんてことは本当におまけもおまけどうでもいい話。 
 頑張ってください。

 。。。。。って、ここを見る20歳の人なんているのかなぁ。毎日カウンターだけは500近くまわるんだけれど。