小説・漫画好きの感想ブログ

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オバマ発言は、失言か意図的な読み違えか? 「豚に口紅を塗っても豚」

 「飛べない豚は、ただの豚だ」だったら問題はないんだろうけれど、「豚に口紅を塗っても豚」という発言が大波紋になっている。日本でのニュースの第一報は、オバマ氏がアメリカ大統領選挙の敵方であるところのマケイン氏が指名している副大統領のペイリン氏を貶め侮辱するような女性蔑視発言をしたという伝えられ方だった。
 しかし、、時間が経つに連れて、実はあの発言は経済政策について表面上ごまかしても本質が変わらなければ何も変わらないという趣旨の演説中にあった慣用句に過ぎないというニュースが一部から伝わってきた。
 果たして、どっちの言いぶんが正しいのだろう?
 今何かと大問題の太田農水大臣の「やかましい」発言などは、同じ日本人だから「それは苦しい言い訳だろう」と分かるんだけれど、こと英語となるとさっぱりわからない。ただ、日本に入って来ているニュースのほとんどは前者寄りの報道ばかりだから、慣用句としてはあまり一般的でない、むしろマイナーな表現なのだろうかとも思う。ただ、オバマ氏は一貫してネガティブキャンペーンに入り込まないようにしてきただけに、、どうなんだろう? とマケイン氏ペイリン氏陣営の情報操作にも見えてきたりもする。
 そもそもがペイリン氏の起用そのものが、敵勢力のヒラリー・クリントン氏の票を取り込む為であることが明々白々だったりしている。つまりは、ヒラリー票だったところから「女性である」ということと、やはり「反黒人」という票を取ってくるところが見えている。そう考えると、これもそういう無理矢理さを感じるんだろうが、それはうがちすぎだろうか?
誰か、英語に詳しい人や、現地で暮らしている人とかに、意見を聞いてみたいなぁ。。

 ちなみに、本日時点ではアメリカ国内ではマケイン支持に世論は僅かながら逆転。ただし、世界の人々を相手にした調査では、オバマが圧勝という状況です。さて、アメリカの王は一体どちらになるのでしょうねぇ。9.11の同時多発テロの日だけに、アフガンから日本の航空自衛隊が撤退というニュースを前に考えてしまいます。