小説・漫画好きの感想ブログ

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村上春樹 ノルウェイの森 映画化!!

とにかく衝撃です。
 村上春樹のあの「ノルウェイの森」が映画化されるというのです。しかもハリウッドや海外映画にありがちな映画化権を誰かが買い取って、それを今からどうするかという話でもなく、またまた原作の名を借りただけで監督の好きなように切り貼りした全然別物の、人種や性別さえ変えられてしまうパターンの映画化ではなく、本当の本当に「村上春樹ノルウェイの森」の映画化なんです。
 前々から、少しずつだけれど村上春樹さんの作品の映画化はありました。デビュー作の「風の歌を聴け」は小林薫さん主演で撮られているし、「トニー滝谷」という作品はイッセー尾形宮沢りえ主演で撮られているし、「パン屋再襲撃」も未見ですがあるようです。が、正直ちょっと感じがやはり違うなぁというのが正直なところで、思い入れが強すぎるのか映画化には否定的なんですが、それでもいざ映画化されるとなるとワクワクそわそわなんです。ひさしぶりに、一気にテンションがあがっちゃいました。
日本人でちゃんとキャストするようなんですけれど、ワタナベくんは? 緑は? 直子は? レイコさんは? 誰がやるんだろう(早稲田の突撃隊はカラテカの矢部太郎さんでいいけれど)?と興味津々です。
 外人に名前が売れている日本の俳優というと、真っ先に頭に浮かぶのが金城武や嵐の二宮和也くらいが出てくるんだけれど、金城さんは年齢的にダメだし、二宮くんは無口で笑わないようにすればイメージにあわなくもないけれど、アンチジャニーズから大ブーイング起きそう(時事的にも同じ嵐の大野君が女とドラッグ関係で逮捕もありえるくらいのご乱行っぷりが伝えられたばかりだけにまずい)だろうし、、、はてさて誰がやるのか。なまなかな人選ではファンが納得しなさそうな。。。たぶん、これに関してはハルキストの皆さんもいいたいこと一杯でしょうねぇ。
 誰が似合うんだろうなぁ。。。うわぁ楽しみだ。

 日本での累計発行部数870万部を誇る村上春樹の大ベストセラー小説「ノルウェイの森」(講談社)が、映画化されることが分かった。フランスの俊英トラン・アン・ユン監督がメガホンをとり、2009年2月のクランク・インを目指している。
 世界的に評価されている村上文学の中でも、その人気と地位を不動のものにした記念碑的な作品「ノルウェイの森」が、1987年の初版から21年の時を経て、ついにスクリーンにお目見えする。
 高校時代に親友を自殺で失った「僕」が主人公。あらゆる物事と距離を置いて大学生活をおくりながら、親友の恋人だった直子、同じ学部の緑らとの出会いを通して生と死、喪失と再生などを淡々と見つめていく切ない恋愛叙情詩だ。

 その人気は日本だけにとどまらず、世界36の言語で翻訳出版され世界的ベストセラーに。熱烈なファンの1人が、95年に『シクロ』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞(グランプリ)を獲得するなど、こちらも世界的な注目を集めていたユン監督だった。
 フランス語版を読み、「青春の満たされない渇望、過激な主張、死の選択、大人に向かう道程など、だれもがたどる人生の経験を描いた作品」と心酔。日本人俳優による日本での映画化を思いったという。
 具体的に動き始めたのは、01年『夏至』の日本公開がきっかけ。配給したアスミック・エースのスタッフを通じて、同じく映画化を構想していた同社の小川真司プロデューサーと知り合い、村上との交渉に向かった。
 「自分にとっても特別な作品であり、映像化は無条件でOKというわけにはいかない」という姿勢だった村上だが、ユン監督の作品が好きだったこともあり企画開発がスタート。ユン監督は自ら執筆した脚本を村上に提示し、その度に修正、改訂を加える熱意でアピール。その間に、フジテレビも製作に加わることが決まり、そしてこのほど実現にこぎつけた。
 現在も脚本の改稿を重ねており、同時に日本でもロケ・ハンを進めているという。ユン監督は、「原作は力強く繊細であり、激しさと優雅さが混とんとしていて、官能的かつ詩情にあふれている。つまり、映画化するための数多くの幅広い題材を内包しているのです。この作品を映画化したいと直感したことが、原作の素晴らしさと豊かさの正当な評価につながると信じています」と意欲を見せている。
 今後、スタッフの選定やキャスティング作業などを進め、来年2月のクランク・インを目指す。公開は2010年を予定。毎年のようにノーベル賞の有力候補に挙げられる村上の代表作だけに、世界中から注目を集めるのは必至だ。

 本当はちょっと書きかけていた亀田大毅、亀田興毅と内藤チャンピオンの昨日の事件なんてもうどーでもよくなっちゃいました。スポーツと格闘技とプロレスがらみで書きかけていたんですけれど、全っ然こっちのほうが興味大です。