シベリア超特急 やはりとんでもない怪作でした

　こんばんは。
　今日は休みなのでお昼に、、、水野晴郎の「シベリア超特急１」を見たんですが、、いやぁ凄かったです。何が凄いってもう、何を書いていいのやらわからないくらい凄い作品でしたよ。
　映像からして、脚線美の女性の歩く姿をひたすら映すところから始まったり、途中のカット割りがひたすらいろいろな映画のオマージュだったり、脚本的にも、ブロットが悪いのか何回も見て下さいということなのか今ひとつ演出的に謎があったり言葉がたらなかったりすることがあるなど、、細かいところを言い出すとキリがないほどツッコミどころがありすぎて、何をいえばいいのやら。
　しかも、それらのツッコミは、ラスト30分の驚天動地の展開のオンパレードと比べたら、なんといってもいいのやら、どーでもいいことのように思えるから凄いです。いや、そのラストもとにかく斬新というよりはなんでそーなのというような感じで、なんでしょうか、いや、本当に日本映画史に残る怪作であることは間違いないですね。
　あまりのあまりさにネタバレをする気になれないし、これはもう見て唖然として下さいとしか言えません。丁稚くんがああいう書き方をしたのもわかる気がします。
　テーマというか主張は本当にまっすぐで、ここまでやるかというくらい「戦争反対」で１ミリたりともぶれません。ここまでぶれなきゃ、文部科学省あたりの推薦がきてもおかしくないのがそうならないのは、やはりこの映画ならでは、でしょうね。
　
　さて、この後は阪神巨人戦のあとに、映画をさらに一本見ます。阿部寛主演の「奇談」という作品で、諸星大二郎原作です。どうやら、妖怪ハンターの稗田礼次郎ものじゃないかと思います。

　追記:巨人戦見てて思ったんだけれど、二軍の二岡と山本モナの再びの不倫報道。二岡もモナも困ったもんです。