北朝鮮のテロ指定国家解除 無策に成立

　憤っています。
　たぶん、みんなそうだと思いますが、あまりにも無為無策なうちに、北朝鮮に対するアメリカのテロ指定国家解除が成立してしまいました。正式な発動は45日後といっても、議会の法案を拒否できるアメリカ合衆国大統領が決めたことはもはや覆らないでしょう。
　ということは、日本が北朝鮮に切れるカードはもはやないに等しいということです。
　フランスはいちはやく、国交正常化の話を持ち出してもいるし、中国も容認のご様子。
　なのに、福田首相は「まぁそのあれですよ。しっかりと対応していくにつきます」というのみ。あまりにも無為無策。町村官房長官も、外村外務大臣もあまりにも人ごと。日本人が国家的な陰謀で国内から拉致されるという主権国家としてはありえないようなことをされているのに、結局何もできないままで終わっていく。
　自民党政権にはもはや国の代表であるという自負はないものでしょうか。この際、公明党も自民党とは別れて、本気で国を守っていくために最善の策をとる時期ではないでしょうか。もちろん、民主党もこういう時期だからこそ、小沢さんでも他のメンバーでもいいからどんどん政治力を発揮して欲しいです。
　あまりにも無力すぎます。