小説・漫画好きの感想ブログ

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アメリカ大統領予備選

プエルトリコで、ヒラリー・クリントンが大勝したというニュースを聞いて思うこと。
彼女が大統領戦にそこまで固執するのが、外国から見ているせいかもしれないけれど、いまいち理解できない。アメリカ大統領というのが限りなく世界の王に近い存在だとしても、どうして彼女はそこまでこだわるのだろう。選挙戦の序盤ならまだわかるのだけれど、ここまできて、もう100%勝ち目がない状況まできてもどうしてそうこだわるのか。
何万人という人間を動員して、税金を湯水のように使ってまで闘争をやめず、これ以上やれば、オバマに勝てないだけでなく、結果的にはオバマよりも政策にはさらに隔たりがあるマケインが大統領になってしまうかも知れないのに、それでも彼女はなぜここまで反オバマなんだろう?
ここまで、こだわられたら穿った見方の一つもしてみたくなる。たとえば、よく言われる事だが自分こそが全能であると思っているとか、初の女性大統領にどうしてもなりたいからとか。
或いはまた一番考えたくもないことだけど、心の奥底ではオバマが黒人なのが許せず、なんとしても有色人種が大統領になるのは避けたいと考えているとか。ここにきての白人票のヒラリーへの流入は、やはり根強いそういう国民意識があるのかとつい不安になってしまいます。
願わくば、そういう差別的な意識ではなくてアメリカンジョーク的なオチを期待したい。
「どうしてヒラリーが大統領をあきらめないのかって?
そんなの決まってるじゃないか。世界中の誰に負けたって、ビル・よりバカだって思われてるなんて信じられないからさ」