四川大地震 日本から救助チーム人的支援受け入れ

　ミャンマーのサイクロン被害も、お隣中国の大地震も、どちらも人的支援の拒否が続いていて国の体面も大事だけれど復旧が第一だろうと震災体験者として思っていましたが、ようやくと中国は受け入れを認める、しかも日本を支援の一番目の国にすると要請があったようです。軍事データとかの絡みもあってアメリカとかは敬遠したいというのを割り引いても、震災復旧に強いところを見込んでの判断ならよく選んだと意気に感じて日本は救援にいくでしょう。被害地区が渦中のチベットにほど近いことや、被災地区にチベット族がたくさんすむこともあって北京オリンピックの絡みもあったんでしょうが、まずは人命救助です。
　今判明しているだけでも、1万5000人以上が死亡。
　けが人、行方不明者、被災者は100万人程度になりそうということだから大仕事ですが、少しでも助かる人がいればと思います。地震発生からすでに丸三日になりますし、いち早くと思います。

日本の救援要員受け入れへ 中国、四川大地震で
　【北京１５日共同】中国外務省の秦剛副報道局長は１５日、四川大地震で日本政府から申し入れのあった救援要員派遣を受け入れると発表した。当初は「準備が整っていない」として人的支援を受け入れない方針だったが、胡錦濤国家主席の訪日などを受け、日中関係に配慮したとみられる。
　町村信孝官房長官は同日午前の記者会見で、中国政府から外交ルートを通じ人的支援は受け入れないと正式な連絡があったことを明らかにしたが、北京の日本大使館によると、ほぼ同時間帯に中国側から受け入れると連絡があったという。
　四川大地震では被災地の混乱が続き、中国政府筋は「現地では国際緊急救援隊を受け入れるだけの態勢がない」と指摘。日本政府には当初「いま来られても国内移動などで難しいところがあり、人の支援要請はしない」との返答があったという
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