小説・漫画好きの感想ブログ

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ピンチ通信 あなたならどうする?

こんばんは。
ピンチです。
いま電車の中で、結構ドキドキしながらメールでこの文章を書いてます。
さっきまでは、電車に乗っているときの常で、自分は文庫本を広げながら読んでいました(ちなみに三浦しをんの、私が語りはじめた彼は、です)。席にも余裕があり、おじいちゃんおばあちゃんもいないのでのんびり座ってました。すると、なにやら右肩に暖かいものが。目をやると、隣に座っていた見知らぬお嬢さんが頭をもたせかけているではないですか。しかもかなり深い位置まで乗っかっていました。
まぁ、ここまでの事態は皆さんもそうですがよくあること。自分もたかをくくって余裕で本に意識を戻しました。そのうち起きるでしょうと。そりゃそうです。いつまでもそんなことは続きません。 実際、次の駅でお嬢さんは起きました。軽く首をまわして。しかし、しかしまた彼女は寝ちゃいました。しかも、またもたれてきて。苦笑しつつ目をあげるとまわりの視線がありました。それも男性陣の目が何故かちょっと厳し目で。ちらりと見るとお嬢さん、美人なようです。
ただ、不可抗力ですから無視して僕は本の世界に。次の駅、彼女は再び目が覚めました。今度は携帯までひらいてチェックいれてます。よし、安心。とまわりを見渡したのもつかの間。彼女は再び僕の肩を枕にスリープ。
それから四つの駅が過ぎ、彼女は同じことを繰り返してます。しかも、ここ二度ほどは顔を載せる位置を微調整までして。鼻をこすりつけたり猫っぽい仕草ですりすり。
起きてるの? と聞くわけにもいかず、さりとてこちらも意地になり、携帯を手に文章を打ち始め、今にいたっています(笑)。
もう、まわりの目も、怒るよりも興味津々で次の展開を待っている気配。いや、そんな期待されても困るんですが。僕は完全受け身。前の席のおじさん、悔しそうな顔してますが、僕も困ってるんですって。いちゃついてるバカップルじゃない見知らぬ女の子なんです、この人。
なにげに一度肩で向こうにおしやりましたが、より強い力で帰ってきちゃいました。
大ピンチです。
なんとなれば、気分転換に帰りに映画でも見ようと別の女の子と待ち合わせの約束をしてる駅がもうじきなんです。階段近くの車両位置にすわる癖はあちらもご承知。この体勢で、ホームで待ってる女の子と目があったりすると説明が大変。
さりとて、いきなり席をたって寝てる?女の子が転ぶのもまずいし。とかなんとか言ってるうちに次がその駅じゃないですか。
どうする俺?
ライフカードのCMな心境。
あなたならどうします?
結末はいかに!

、、、、、実話だけに。あぁどうしよう。