小説・漫画好きの感想ブログ

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タポスってすんごく企画倒れじゃないですか? 自販機なくせば?

こんばんは。
 今日は帰ってから、ちらっとだけ仲間由紀恵さんの「ごくせん」を見て(あ、昨日やっていた石原さとみさんの「パズル」って「トリック」っぽい雰囲気でしたね)、なんだかんだいってずっと見そびれていたジョニー・ディップの「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見ました。なるほど、面白い作品なんですね。これで、ようやく残りの二作品を見れます^^
さて。
 それはそれとして、たばこの自販機のタスポの話。タバコへの締め付けをがんがんやっていった上で、今度は未成年者が自動販売機でタバコを買えないようにしようという趣旨でできたタスポシステム。これ、認知というか制度の浸透も全然だし、下の記事にあるようにまだわずか8%の人しか参加の手続きに入っていないというような思いっきり企画倒れの状況。これ、こないだの年金問題や、後期医療保険制度と同じでまったく国民をおきざりにしたままで、誰が考えても無理無理な企画だったと思うんですがどうでしょう?
カードがないと自販機でタバコが買えないっていっても、誰か一人でも成人のカード保持者がいればその集団は逆に子供でもカードがあれば自販機でタバコが買えるようになるし、盗んでも、家にあるのを持ち出してもいいとかあまりにザルというか穴がありすぎるシステムだというのは最初からわかりきっていたと思うんですよね。それが結局ここにきて、いきなり導入だと無理だからとずいぶん前から先行システムを実施していたにも関わらず1割も参加者がいないという空前の企画倒れで、けっきょく免許書で代用だとかわけがわからないですよ。
 逆に自分みたいにタポスカードをもっていない人で、免許ももっていなくて、ある日、タバコを吸いたいと思っても自販機では買えないというシステム(逆にたばこを普段吸う人が自販機まで行ってもカードをもってくるのを忘れたら買えないんですよね)はどう考えても馬鹿馬鹿しすぎると思うんですけれど、どうでしょう?
喫煙者からみても禁煙車からみても馬鹿だと思いませんか? 
 そして、こんな馬鹿なシステムの導入と広報に税金が何十億だか数百億だとかかけていて、それはタバコ代にコストとして上乗せされていくそうですが、喫煙者の人はそれでいいんでしょうかねぇ?
そもそもがたばこの自販機というものを完全に世の中から無くしてしまって、タバコ屋か売店かコンビニでしか買えなくすればそのほうがよっぽど未成年者の購入は完全撲滅できるし、それにタバコの自動販売機の電気とガスの無駄遣い、資源の無駄、などが消滅できていいと思うのですが、どうでしょう?

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財務省は、たばこ自動販売機で成人かどうかを確認する方式について、顔写真入りICカード「タスポ」だけでなく、運転免許証による識別方法を認めることを決めた。
 タスポは事前に申請が必要なため、普及率が喫煙人口の約2600万人に対して約8%にとどまっており、新たな識別装置の導入で自販機の利便性が高まりそうだ。
 財務省は、未成年者の喫煙を防ぐため、7月以降、たばこ自販機に成人識別装置の設置を義務づける。たばこメーカーで作る日本たばこ協会は7月までに、すべての自販機をタスポによる識別装置を備えた自販機に切り替える。
 ただ、タスポは喫煙者が申請の手間がかかるため、普及が遅れている。
 このため、財務省は、新たに東京都台東区内の企業が開発した免許証を差し込んで生年月日を読み取る識別装置を既存のたばこ自販機に組み込むことを認める。
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