日新のカップヌードル ECOカップに

　
　おはようございます。
　円高ドル安といいつつも、原油高だとか穀物価格高騰などの影響で小麦粉だのがあがっている中で、カップラーメンも値上げするのはある意味仕方がないわけですが、どうせ値上げするならばこれくらいの工夫はして欲しいですね、ということで日清のカップヌードルの新カップの話。詳しくは下の記事を参照ですが、要はあの発泡スチロールのようなカップが、紙製のカップに変わるという話です。当然、発砲スチロールでないので今迄と違って、燃やすときに有害物質も出ないし、製品を作るときにも二酸化炭素の排出を抑えられるとか。
　食品の安全ということが日夜話題にのぼり、食育ということが見直されている昨今だけに、あんまりカップラーメンを大々的にプッシュするのもどうかとは思うんだけれどいまさらカップ麺がない世界というのももはや考えられないだろうし、どうせならこういういい試みをしてくれるとこがいいですね。日清、スペースシャトルに積まれて宇宙食にもなっていますがまだまだ進化するそうです。

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　日清食品は２１日、「カップヌードル」シリーズの容器を４月に刷新すると発表した。これまでは発泡スチロール製のカップを使用していたが、二酸化炭素（ＣＯ２）の排出量が少ない紙製に変更し、原料表示も改良した。容器の大幅変更は７１年の発売以来初めて。
　新たな容器は原料の約８割が紙で、外側はポリエチレンで覆い、柔らかい手触りを維持した。従来のものに比べ、１個当たりのＣＯ２排出量を２２％削減できるという。また、外面の表示には原料に含まれるアレルギー物質の一覧などを新たに加えた。
　同社は原料の小麦高騰を受けて、今年１月にカップヌードルを１５円値上げした。４月には小麦価格が更に引き上げられるため、再値上げを検討する方針だ。容器変更は、商品価値を上げる努力をすることで消費者の値上げへの理解を得る狙いもある。