稲の生命力

おはようございます、樽井です。
今朝はまたずいぶんと寒くて吐く息が白くなります。今年の秋はほんのわずかな時期だけで冬に移行するんじゃないかなと思わせます。寒いのがなにより苦手な樽井としてはやや憂鬱な季節が近づいてきました。
と、そんなことを思いながら家をでてみると、家の前の風景がいつもと違います。なんなんだろうと数瞬みてみて気がついたらば、それは家の前のたんぼの風景が違うのでした。数日前に意識したときは、それはすっかりと刈り入れが終わり、茶色一色だけしかない風景でした。普段は見えなかった地面が見え、枯れて茶色く変色した刈り取られた後の稲の残りだけがそこにはありました。
しかし、今朝違和感の正体に気付いてみれば、そこには目に痛いほどの緑が、刈り取りあとから一面にまた生えてきていたのです。一瞬雑草かと思いましたが、刈り取られた残り部分から生えているとこをみると、これも稲なのでしょう。ひさびさに植物の力強さを見た気がしました。
寒々しい朝に緑が見れて、なんだかいい事がありそうなそんな気になりました。