小説・漫画好きの感想ブログ

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自販機問題 中小飲料メーカーに配慮もお願いしたい

 おはようございます。
 今から、オール電化の工事に行ってきます。オール電化の工事は、エコキュート不足が続いていますが、太陽光発電システムとコンビネーションでなんとかこなしています。
 さて。
 石原慎太郎都知事が吠えた、パチンコ屋と自動販売機の停止問題。自動販売機はいってみれば、大型冷蔵庫を町中に置いているようなものだから、確かに電力はものすごく食いますが、よくよく調べてみるとピークカット機能というのがついていて、昼間には冷暖房に電気を殆ど使わない仕組みがあるんですね。昼間の電力需要のピークに対応するため、朝方から昼前までに販売機内のものを冷やして、昼間は切っておく、そういう機能がついているそうです。つまりは真昼間の電力消費に自動販売機はそれほど深刻な影響を出さない、そういう仕組みがあるそうです。
 まぁ、勿論そうはいっても、そもそもの自動販売機の数が多すぎるというのは、確かな話で、こちらも調べてみて驚いたことには日本全国の自動販売機のうちの4分の1が東京に集中しているんだそうです。近畿でも、自動販売機だらけの印象があるんだから、さぞ東京はとんでもないことになっているのではないかと思います。
 ただ、だからといって、全部禁止、コンビニで買えばいいだろうというのは乱暴な話で、コカコーラやキリン、アサヒ、UCCなんかの大手飲料メーカーのものはそれでいいかも知れませんが、コンビニの棚を見渡してみても、三ツ矢や、ダイドー、妙香園、ポッカなんかはコンビニにおいてあっても一種類か二種類で、あとは自動販売機が一般の人にはメインの商品ラインナップだったりします。一律禁止になるとこのあたりのメーカーは大打撃だったりするわけで、、、、停止する自動販売機は、それこそスーパーやコンビニ、複合ビルなんかにあるものから選択的にして行ってほしいし、そういう配慮はしてもらいたいなと思います。
 確かに工場ラインや、オフィス、銀行などが大停電になるよりは、自動販売機やパチンコ屋などの消費電力の大きなものに制限をかけるのは理解できるし一定の賛成はしますが、一律というのはちょっと思慮がたりない気がします。

 実際問題として、いざ震災のときには自動販売機が飲料の生命線だったりもしましたからね。伊藤園だったかのお茶や水の無償提供やUCCのコーヒー無償提供は今回の大震災でもずいぶんと役に立ちましたもんね。