小説・漫画好きの感想ブログ

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太陽光発電電力買い取り 買電価格は48円に

 環境問題絡みの話です。
 太陽光発電の伸び率は世界規模で爆発的なものがあり、4年後には昨年度実績までの4倍強にもなるというデータが出ています。太陽光発電は一番のクリーンエネルギーだし、望むところです。これまで日本ではよほど大きくて日照時間のバランスがいい家でないと設備投資とリターンがバランスが取れずにいましたが、下のように電気の買い取り価格がほぼ倍になることで日本でもこれからは一気に進んでいくことになると思います。←逆に言えば今まではけっこう無茶な訪問販売とかで赤字になるのに黒字だと言い張られてつけられていたおうちも多かったわけで、そのあたりのイメージを払拭する作業は太陽光業界に必要ですけれどね^^

 経済産業省は6日開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の小委員会で、太陽光発電設備を持つ家庭などから、余剰電力を電力会社に義務的に買い取らせる制度の詳細を取りまとめた。
 家庭の余剰電力は1キロワット時当たり48円で、燃料電池と併用している家庭からは同39円、事務所や工場など非住宅からは同24円になる。年内に制度をスタートする。
 電力会社は現在、家庭から1キロワット時当たり24円で自主的に買い取っているが、これを義務化した上で、2倍の48円にする。太陽光発電設備を持つ家庭は、設置費用の補助金と買い取り制度を利用すれば10〜15年で元がとれる計算だ。
 ガス会社などが販売する燃料電池を併用する「ダブル発電」の家庭の場合、余剰電力が増えることから、電力会社は買い取り義務化に強硬に反発した。一方、ガス会社は「対象から外すのは温暖化対策に逆行する」と反論していた。このため、燃料電池による余剰電力の「押し上げ効果」について、10〜25%程度であることを勘案し、その分を割り引いて39円にした。
 電力会社は、毎年1〜12月の買い取りにかかった費用を、翌年度から一般の電気代に上乗せして回収する。
 上乗せ分は導入当初は、標準家庭の場合、月額30円程度で、5〜10年目は50〜100円となる見通しだ。ただ、今年の買い取り期間が終盤だけになるため、来年度の料金上乗せはごくわずかにとどまるという。