小説・漫画好きの感想ブログ

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「KING AND BARON 1」 樹なつみ著

「KING AND BARON 1」 樹なつみ

こんばんは。
今日はひさしぶりに、漫画紹介を。
樹なつみさんの吸血鬼もの&ミステリーものです。
ヴァムピール」という先行作品があるんですが、そのスピンオフ漫画で、主人公は吸血鬼のフランセス・グレイ男爵と、今回彼のパートナーとなるスコットランドヤードの刑事である「キング」ことヴィクトル・マイアズ巡査部長の二人です。この二人が一組となって、19世紀のロンドンを舞台に奇妙な殺人事件や行方不明事件を解決していくという一風変わった漫画です。
樹なつみさんといえば、「花咲ける青少年」ゃ「八雲たつ」を例に出すまでもなく、容姿端麗で本当に格好良い男子がわんさかと出てくる漫画を描く方ですから、それが吸血鬼漫画となれば更にその美しさには磨きがかかろうというもので、実際、作中はどのカットをとっても美しいです。
絵だけでなく、今回のお話では、その吸血鬼の義理の弟でアシュレイ侯爵という、吸血鬼ながらちょっと特殊な人物も登場することで、物語にひとひねりが加えられています。
吸血鬼ものが好きな人なら、是非。

ヴァムピール特別編 KING AND BARON+(1) (ヴァムピール (1))

ヴァムピール特別編 KING AND BARON+(1) (ヴァムピール (1))