「青い鳥の本」 石井ゆかり著 感想
先日プレゼントでいただいた本です。
写真だとサイズがわかりづらいかもしれませんが、サイズでいうと文庫本よりちょっと大きいくらですが厚みがあって、本棚にしまうよりは装丁も含めて机の上に置いておくのがちょうど似合う本です。そして、、、実際問題、この本は机の上に置いておかないと本来の用途に沿わない本です。
この本、実は占いというのともちょっと違いますが、迷った時にぱっとページをめくって、そこに書いてある文章を読むというタイプの本なのです。僕はまったくこの分野に疎いのですが、一時期はやっていたようで、女の子はわりとよく知っている本らしかったです。文章だけだとそっけないのですが、中には絵本のような、シンプルながら綺麗で優しい絵が描かれており、それはあまり深く考えずにぱらっと読むのにちょうどいい感じです。
とはいえ、中にははっとさせられるもにあたる時もあります。
今開いてみると、こんな言葉が書いてありました。
自分以外の人間が言ってるからといって
それが「客観的」であるとは限りません。
自分の主観でない、というだけの意味で
それは客観かもしれませんが、
ひるがえれば相手の主観でしかないのです。
たとえ、相手側の主張が
いくつか「一致・集合」しているとしても
こういうことは数の問題ではないはずです。
主観対主観の交流がまっすぐに実現するとき
真実がぽろりと生まれおちます。
自分にはちょっと深く考えさせられる言葉でもありました。
- 作者: 石井 ゆかり,梶野 沙羅
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 2011/06/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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