小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

「ワールドトリガー」 葦原大介著 感想

大人になると漫画ってあんまり読まないのかな??

皆様ご存知のようにレビュー的な感想文を「ブクレコ」にも投稿しているのだけれど、ブクレコではあんまり漫画の紹介を見ない&反応もあまりない^^。一部すごくメジャーな作品についてはチラホラと見かけるが、そこそこぼちぼちに売れているか売れていないのか分からないレベルとなると、ほとんど見ない。
これは。まぁ、普通に考えると「もういい大人なんだから漫画なんて」っていう話かもしれないんだけれど、本好きという括りからいけば、せっかく面白いものであれば漫画とか小説の括りを取っ払って紹介したいし紹介して欲しいなぁと思うので、懲りずに今日もまたちょっとまた漫画のアップをしてみます。
紹介するのはこれ、「ワールドトリガー」というSF作品で、ジャンプで今年になって新連載スタートしたばかりの新作SF漫画です。
舞台は現代。突然に「門」と呼ばれる異世界との扉が開いてしまって以来、ネイバーと呼ばれる異界民が次々とこちらの世界へと進撃してくるようになってきます。最初は彼等の蹂躙になす術もなく、街ごと破壊されるのも時間の問題と思われたとき、こちらも突然現れた人間の一団が彼等を撃退します。彼等は自らをボーダー・界境防衛機関だと名乗り「ずっとこの時に備えていました」と告げ基地を建設。異界からの攻撃に備えて防衛の任にあたるようになりました。
そういう世の中になって四年後。本編の主人公であり、実はボーダーの一人である高校生・三雲修の前に、空閑遊真という転校生が現れます。彼は、色々な経緯のあとで自分が異世界の住民、ネイバーであると明かします。この二人が出会うとき、この世界の物語は大きく動き始めるのです。
。。。ということで、ジャンプではひさひざの正統派SF漫画であり、ジャンプ王道のバトルアクションもあるこの漫画、いかにも王道の漫画としてかなり期待できるんじゃないかなぁと個人的にはかなり買っています。同誌連載の「黒子のバスケ」や「NARUTO」「BLEACH」「銀魂」のような腐女子的な女の子が食いつく要素は限りなく低いです。しかし、そのぶん、かわいらしい絵柄とハードSF要素のミスマッチをうまく魅力に変えれたら、きっと大化けするんじゃないかなと期待しています。
隊員の一人一人はそれぞれの力量にあわせたトリガーと呼ばれる武器を支給されるのですが、それの使い方や設定次第では話は無限に膨らむし、ボーダー組織内部での異世界に対する考え方による内部派閥闘争があったりというあたりは大人が読んでも面白いのではないかなと思います。
ということで、葦原大介の「ワールドトリガー」 、青田買い的に大プッシュしておきたいと思います。

ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)

ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)


葦原さんの別の漫画「賢い犬リリエンタール」こちらも面白かった。
賢い犬リリエンタール  1 (ジャンプコミックス)

賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス)