「亜人」桜井亜門著 感想
「亜人」桜井亜門著 感想
話題のSFホラーコミックの第一巻。
ですが、抜歯の前後に読むのはいかにもタイミングが悪かったです。
なんせ、この、お話。亜人と呼ばれる不死身の人間を主人公にしたお話で、これから先、拷問シーンや医療実験シーンが山盛りに出てくるのは間違いがないからです。指先をペンチで千切る、生爪の間に串をさして抉って剥がす、歯を抜く、歯の神経に電流を流すなんていうのは拷問の初歩ですから。想像しただけで、さっきまでの麻酔処置や葉を抉るドリルややっとこの感覚が蘇ってきます。
物語は、交通事故にあったのにその場で身体が再生してしまったがために、自分自身が世界でまだ46人しか見つかっていないという亜人だと気づいてしまった高校生が逃亡するところから物語は始まります。知られてしまったが為に、賞金をかけられ、非常線をはられ、追い詰められて行く主人公。しかし、どうやら亜人の秘密は不死と再生能力だけではない様子。それらが緊迫したストーリーの中で徐々に語られていきます。
先が楽しみなSFホラーです。
- 作者: 桜井画門,三浦追儺
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/07
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