「進撃の巨人」8感 諫山創著 感想
数メートルから数十メートルの異形の巨人が跋扈し、人類を貪りくうために襲ってくる世界。
彼らに捕まった人間は、生きたまま食べられてしまいます。
人類は、そんな彼ら巨人から逃れるために、三重に作られた壁の中の世界に暮らしていた。巨人はどうして不死身なのか、どうして他の動植物に興味を示さず人類を殺そうとするのか、などの奇妙な謎と共存する世界にあって、主人公はある日自分が巨人に変身できることに気がつく。。
というSFともファンタジーともつかない、不思議な作品がこの「進撃の巨人」です。
絵柄のオリジナリティとグロテスクさ、展開の予測のつかなさで人気爆発中の進撃の巨人第八巻は、壁の外でのミッションに失敗し大きな犠牲を払った主人公たちが王都へ召喚されるという状況下で、またまた新しい謎と衝撃の展開が始まります。壁を神と同一視して崇める宗教団体が実は「壁」そのものについて重大な秘密を握っていたことがわかります。
この他にもネタバレになってしまうので書けない話がたくさんある第八巻。ここまで来ても謎が謎を呼ぶ展開のこの漫画。とうていデビュー作とは思えない作品ですし、どんなラストになるのかが目が離せません。
- 作者: 諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/08/09
- メディア: コミック
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