小説・漫画好きの感想ブログ

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「SPEC 翔」 西荻恒絵著 感想 

【今週末の日曜日から、映画版SPEC天が公開だよ!!】

「映画版SPEC SPEC天」公開に先駆けてテレビ放送されたスペシャルドラマ「SPEC翔」のノベライズバージョンです。
細かい言い回しや中身は別として、基本的にはドラマとほとんど同じでした。よくノベライズとドラマは別物というのがありますが、これは脚本の人が書いているからか基本的には本当に一緒。ノベライズといいつつも、脚本が少し小説風になっているくらいだから、当然といえば当然ながらそういうのはありません。
 なので、いよいよ明らかにされた当麻のSPECも、ドラマと同じ「○○を○○するSPEC」(映画版まで知らないままにしたい人もいるでしょうからあえて伏せ字)のままですが、この設定いつくらいからあったんでしょうかね。テレビを見ている段階では全然検討もつかなかった能力ですけれど、これであれば、当麻の左手が切断された理由も、当麻が色々なことに同じなかったのも、決して自らのSPECをあることさえ明かさなかったのもわかるような気が致しますし、うまく色々なことに説明はつきます。
 だから、もし、これが最初から考えられていたとしたら、よく隠したまま本編終了をしたなとその潔さに感服だし、あとづけだとしたらよくぞこんな設定を付け足したものだとそれも感服です。
 さぁ、いよいよ今週の日曜日から映画版SPEC公開です!!