小説・漫画好きの感想ブログ

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「ジョジョリオン」 1巻 荒木飛呂彦著 感想

 ジョジョの奇妙な冒険、第八部のスタートです。
 えーっと、今回のジョジョは、あまりにも謎が多いですし、しょっぱなから本当に謎だらけで、ストーリーの説明が非常にしずらいですが、かなり実験的な意欲作だと思います。
 まず、舞台は東日本大震災直後の仙台・杜王町。大地震の影響で、町の中央に地面が隆起して壁が出来たという設定で、そして、、裸の主人公の青年が土の中に半分埋まっているのを女の子が見つけるところから始まります。
 さて、ここからは何を言っているのか理解しづらいと思いますが、、、助け出された青年の肩口には何かでかまれたような傷跡があり、その傷跡の中心には星形のアザがあります。そして、あとあとで出てくるのですが、そのアザからはドラゴンボールの一星球のようなシャボン玉のような球が浮き出し、それがスタンドの能力になります。ただ、主人公がスタンド使いだというのは、ジョジョだから当然としても、、、主人公は記憶喪失だし、ネタバレになりますが、、その、すごく特殊というかありえない身体的な特徴があり、、今回のジョジョは一筋縄ではいかない感じがありありと伝わってきます。
 これもネタバレになりますが、杜王町が舞台ということで、パラレルワールドになるのかそれともオーシャンストーンズで語られた未来になるのか、過去に出て来たキャラと同姓同名のある人物が登場してきます。
 ネタバレをしない為、またこの混乱をそのまま味わってほしい為、あらすじの紹介・感想にしてはあいまいでわかりづらい文章になってしまいましたが、とにかく、この新しいジョジョを予備知識なしで「え? え?」と言いながらまずは読んで欲しいです。

ジョジョリオン 1 (ジャンプコミックス)

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