小説・漫画好きの感想ブログ

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冬柴鉄三氏、死去 ご冥福をお祈りします

 公明党の冬柴鉄三氏が死去されたとのこと。
 自公政権のときから、公明党の顔ともいうべき存在で、ときに生真面目すぎて答弁で苦しい立ち位置で活動していたのを見ていただけに、思ったより高齢でしたが自ら動くタイプの政治家だっただけに残念です。ここのところの民主党政権の失政をみるにつけ、どこの政党でもいいからきちんと自分で動いて語られる政治家として動ける人間がいなくなるのはかなり政治的によろしくない状況です。

冬柴鉄三氏死去>自公連立で難題調整 衆院選出馬表明後に
 09年まで10年間に及んだ自公連立政権で公明党幹事長や国土交通相を歴任した冬柴鉄三氏が5日、死去した。特に小泉政権では幹事長として自衛隊のイラク派遣など難題の調整に努め、自民党の山崎拓、保守党の二階俊博両幹事長(いずれも当時)と「3幹」の信頼関係を築いた。
 公明党の神崎武法元代表は「党代表−幹事長のコンビで90年代末から21世紀初頭の激動の政治を経験した。自公連立スタート時のさまざまな労苦を思い起こす」と悼んだ。
 09年衆院選兵庫8区で新党日本田中康夫代表に敗れた。75歳の高齢ながら「任期中に66歳を超えない」とする党の定年制の例外扱いで次期衆院選比例近畿ブロックからの再挑戦が先月24日に発表されたばかり。自民党との選挙協力民主党からの政権奪還を図る公明党として「自公の顔」とも言える冬柴氏への期待も大きかった。
 山口那津男代表は「党に多大な貢献をされた方であり、偉大な先輩として尊敬していた。これからもう少し活躍していただけると思っていただけに、極めて残念」と哀悼の意を表した。