小説・漫画好きの感想ブログ

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自民党・石原伸晃幹事長は民主・一川保夫防衛大臣の問責決議案を提出

 今回の沖縄での問題、防衛省の大失言の責任を問う、という点においては理解できる部分もたぶんにあるお話ではあるんですけれど、、、前回、この方がブータン国王を招いての宮中晩餐会に欠席したことに対する問責決議案は出さずにこの問題で出すという点が、どうにもリスク回避しながらの敵失待ちのようでかえって自民党に対する失望が増える気がする。
 (この前の件で自民党がつっこみきれなかったのは、昔自民党の森首相が首相であるにも関わらず宮中晩餐会をすっぽかして、自民党議員の資金集めパーティーに出ていた前科があるから突っ込めなかった)
 なんというか、東日本大震災以降のあれこれを見ていても、自民党のやっていることはひたすら敵失・失言に対してのバッシングのみで、自ら本当に国民のためになる政策をアピールしていくことや、政治的に巧みに世論をリードしていくことを放棄していて、ただ単に足をひっぱっているだけのような気がするのです。民主党政権がやったこと、今現在でのもたつきを考えれば、本来であれば普通に政治活動をしていればもっともっと自民党に票が戻ってくるはずなのに、まったくといっていいほど復権できない。
 これは、もう、他人の悪口やら失言をとらえて政治を停滞させているのが丸分かりだからではないか。世間では少し前の大阪のW選挙をとらまえて、橋下徹元大阪府知事の人気があったればこその選挙といい、そうなった要因の一つに既成政党への有権者の拒否感・絶望感が出たというが、それもこういうことが原因になっているといわざるを得ない。
 今、自民党がやるべきことは何でもかんでも拒否ではなくて、多少は不都合なことであっても、国民最優先でどんどん法案を通し日本の再生のために動くことだと思う。

まぁ、沖縄の仲井眞弘多知事のあの対応もどうかとは思うけれどね。

石原伸晃幹事長は3日午後、兵庫県明石市内で講演し、一川保夫防衛相に対する問責決議案を国会会期末の9日に提出することを明言した。