小説・漫画好きの感想ブログ

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「ドリフターズ」2巻 平野耕太著 感想 

 ドリフターズ、第二巻です。
 ここではないどこか。人間やエルフ、ドワーフ、魔術師達が住む中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界。そこに、古今東西の英雄・戦士・魔法使い達が次々と送り込まれ、それぞれがそれぞれの場所で戦いを始めていく。
 主人公の島津もそうした武士の一人で、関ヶ原の戦いで命を落としかけた時にこの世界へと飛ばされる。そしてそこに待っていたのは、第六天魔王の織田信長と、弓の名手・那須与一だった。彼らは彼らが飛ばされた場所そばのエルフ村の住民らに加担して、というよりは扇動して、エルフらに叛乱を起こさせ戦さを始める。。。
 ということで待望の第二巻でしたが、面白いの一言に尽きます。
 圧倒的な雰囲気を持つ絵柄に、設定の面白さ、シリアスな戦場物を展開するかと思えば、悪ノリとも言えるくらいのギャグ、と内容が盛りだくさんのこの漫画。実に面白いです。前作の吸血鬼とナチスドイツ・バチカンを題材にした「ヘルシング」も面白かったですが、この漫画もかなり面白いです。
 古代ローマからはスピキオやハンニバル、近世からはヒトラーや山本五十六までが参戦しているこの漫画、どういうオチがついて、どういうバトルがあるのか、ワクワクドキドキです。

 

ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)

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