「まわり舞台―樽屋三四郎言上帳 」 井川香四郎著 感想
江戸の町名主、樽屋三四郎を主人公にした江戸時代の人情もの。
時代的には、徳川吉宗が将軍につき、大岡越前が奉行をしている時代。その同時代に、町名主として奉行所に負けず劣らず、ある意味ではより密接に町人たちの暮らしの守り役として活躍していた町名主が主人公ということで他とは少し違った風合いの時代物です。
井川香四郎さんのもう一つの人気シリーズとは違ってややライトな読み味で、おすすめです。
- 作者: 井川香四郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: 文庫
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