小説・漫画好きの感想ブログ

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関空と伊丹空港、来年7月1日に合併決定 

関空と伊丹空港が合併することが正式に決定致しました。
 これでまた一歩、橋下徹府知事が狙っていた関西州構想に一歩近づいた形になります。またそれは抜きにしても、利便性はともかく経済的にはムダが多く足の引っ張り合いになっていた両空港が運用の一体化でより効果的に動くなら関西人にとってはそれが一番いいことです。本音をいえば、神戸空港もこの際一体化すべきでしたが、まずは着実に一歩、ということで。

関空・伊丹統合は来年7月1日 4月に運営会社、政令決定
産経新聞 9月20日(火)13時0分配信
 政府は20日、5月に成立した関西空港と大阪(伊丹)空港の経営統合を定めた法律に基づき、新たな運営会社を来年4月1日に設立し、同7月1日に経営統合することを定めた政令を閣議決定した。
 政府は、全額出資で両空港の滑走路や大阪空港の土地、関空のターミナルビルを保有する「新関西国際空港会社」を設立。経営統合後、事業運営権を早期に民間に売却することを目指す。
 統合は、黒字が出ている伊丹空港と一体的に運用することで、約1兆3千億円に上る関空の有利子負債を早期解消し、首都圏空港と並ぶ国際拠点空港として再生するのが目的。空港統合は国内で初となる。
 運営権は期間を30年以上に設定し、27年度までに売却する。両空港の所有権は新関空会社に残る。国土交通省では、負債総額とほぼ同額で売却できるとみているが、東日本大震災の影響で航空需要が落ち込む中、経済情勢によっては時期がずれ込む可能性もあり、売却自体の実現を疑問視する声も出ている。