小説・漫画好きの感想ブログ

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「それでも町は廻っている」9巻 石黒正敏著  感想 

 大好評のうちにアニメも終了した「それでも町は廻っている」最新刊です。
 収録作品の多くはアニメ化したエピソードで構成されており、読んでいてアニメを思い出してしまいもしました。漫画がアニメ化されて上手くいく例というのは、よく見積もっても四割程度だと思うのですが、これはかなりツボにはまった作品ではないかなと思います。最初は歩鳥役の人の声としゃべり方が気になりましたが、慣れてみれば凄くピッタリで、タッツンも紺先輩もちょうどよい感じなのではなかったでしょうか。シーサイドメンバーによるメイドのエンディング曲もよかったし。
 漫画本編がこの巻のように好調だったら、そのうちアニメ第二期があるかも知れませんね。(当たり前ですけれど)学園もの、友情もの、SFもの、純文学もの、ラブコメもの、動物もの、多彩な味付けで一作一作見せてくれる石黒先生にはこの作品長く続けて欲しいです。できれば、この巻みたいに時系列はあえて無視してみたり前後して無限ループの中でずーっと続けて欲しいです。
 

それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)

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