たばこ700円 増税ならもっと

新しい厚生労働大臣の小宮山洋子女史のたばこ増税700円までの議論をきいて思うんだけれど、それが思いつきであれ持論なんであれどうしてこう民主党議員ってのは事前根回しが下手なのかということに尽きる。ひょっとしなくても各省庁の官僚たちが自分たちの権益確保に走ってると、うまい具合に意図的なサボタージュや、大臣つぶしに尽力してるのも確かだろうけれど、それにしてもこの一体感のなさは異常すぎる。
健康増進と社会医療費を考えれば、別に一箱1000円くらいまであげていいけど、それだったらお酒や高級消費財の嗜好品にももうすこし税率あげてバランスも取ったげて欲しいな。
デフレ脱却のためにも外食とかはもっと値上げしていいと思うよ。そうすりゃ家庭料理の価値も、奥さんの労働の価値も逆説的にぐっと上がると思うな。

　追記:「バカの壁」の養老孟司氏が、嫌煙について「ヒトラーと同じ。嫌煙禁煙政策をとったのはヒトラーが最初。喫煙と健康との関係は医学的に証明されていない。ユダヤ人差別と同じだ」という持論をまた繰り返しているとか。ニコチン中毒の方というのは、副流煙などについても完全に証明されない限りは(絶対に利権でありえないと信じているから言えるのでしょうが)こうした言説で押し切るつもりなのでしょうか。
　普通にマナーをまもった喫煙であれば誰もそれほどとがめないのにな。