小説・漫画好きの感想ブログ

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朝日ソーラーまた過労死 ブラック企業には気をつけて

 うちの業界に近い業界だと思われている、太陽熱温水器。いわゆる太陽ソーラー温水器。これ、屋根の上に重たいタンクを置いてお湯を作るという、夏場においては最強のエコ商品ではあるものの(夏場は、タダで熱湯が大量に作れる)、冬場はあまり役にたたないし、とにかく重たいので屋根に負担がかかるというちょっと困ったちゃん。しかも、今回またまた話題になった朝日ソーラーのせいで、すこぶるイメージが悪くなっちゃいました。
 朝日ソーラー、昔も訪問販売のやり方が押し売りに近かったり、屋根の負担についての説明が足りなかったり、営業マンへの対応や残業がひどいということでブラック企業の認定がなされていましたが、今回の事件でまたイメージが悪くなってしまいました。
 (CM的には菅原文太の「朝日ソーラーじゃけん」とかあって認知度は高いのですが)
 まぁ、会社自体は自業自得なんでこちらがとやかくいうことではないのですが、、最初に書いたようにこういうブラック系の企業が太陽光と名前のつくものをやると、全然関係のない太陽光発電システムまでが、なんだかいかがわしいものに誤解されてしまうし、、こういう所と契約するとあとあとのフォローやアフターサービスもどうなんだろうと疑問に思ってしまいますよね。
 ということで、訪問販売的にまわってくるところが全て悪徳訪問だとは言いませんが、危険なところも多いのでブラック系の企業にはご注意を(あくまで内容の問題ですよ。今だとネットとかであえて無茶苦茶安い金額で商品を掲載して、訪問してから値段をつりあげたり、人件費を削って、施工やアフターに問題があるところが消費者センターで大問題になっているのでネット系列の安売り劇安店もかなりやばいのですが)。

社員死亡は長時間労働原因 朝日ソーラー提訴 上司「売り上げ上げるまで帰ってくるな」

・太陽熱温水器メーカー「朝日ソーラー」(大分市)の社員、金沢吾郎さん=当時(36)=が 昨年死亡したのは長時間労働が原因として、妻めぐみさん(37)ら遺族が31日、同社に 約1億3780万円の損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁に起こした。

 訴状によると、金沢さんは2008年2月に入社、川越支店(埼玉県川越市)に配属され、 温水器などの訪問販売に従事。昨年3月、業務中に倒れ虚血性心疾患で死亡した。 遺族側は、亡くなるまでの2年間の時間外労働時間が毎月178時間を超えていたと主張、 同社が安全配慮義務を怠ったとしている。遺族側代理人によると、川越労働基準監督署は 今年3月、金沢さんの死亡を労災と認定した。
 めぐみさんは提訴後に記者会見し「売り上げが低いと、上司に『上げるまで帰ってくるな』と 言われていた。同じような被害者を出してほしくない」と話した。