「エグゾスカル零」1巻 山口貴由著 感想
山口貴由氏の新連載作品、「エグゾスカル零」最新刊です。
キャラクター設定というか、世界観はかつて同氏が連載していた「覚悟のススメ」という作品のパラレル的な世界のように見受けられる作品です。主人公も同姓同名の葉隠覚悟という人物で、どちらも強化外骨格の戦闘服を身につけ零式戦闘術という格闘術を身につけ、人類を護るという使命を帯びています。
今回の世界では、彼は荒廃した未来都市の地下で目覚めます。目が覚めてみると、巨大な獣が目の前に現れ、そのあとでは特殊武装した兵隊に戦いを挑まれます。地下でいくつかの死体を見たあと、地上に出てみた彼は、そこでもう一人の零と出会います。彼がいうには、他にも零はあり、少なくとも彼は覚悟と戦うことを選択したと告げます。
出会わないはずの零同士の戦いが始まったこの世界、ミュータント化して人を襲う人間もいれば、都市が滅んで世界がどうなったかも分からないままという謎が謎を呼ぶ展開の中での闘いの物語になりそうです。熱い展開を期待します。
- 作者: 山口貴由
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2011/08/19
- メディア: コミック
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