小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

アメリカ 子どものような文字しか書けない大人が急増中 

 樽井@事務所で残業中。
 新しいシステム作りで会社でポチポチとパソコン相手に作業中。 
 アメリカで子供のような文字しか書けない大人が増殖中だそうです。以下の記事のように、字が明らかに下手な人が増えているようです。この記事では統計学的な数字が出ていませんが、別のレポートもあり、その事態はかなり深刻だとか。
 日本でも、かつては子どものような文字ということで、女の子特有の丸文字やら変体少女文字みたいなのもありましたが、あれはある意味自己主張やオリジナルフォントみたいなものですから、これとはまた別のものでしょう。日本人であれば字の上手い下手の前に漢字が書けるか書けないか読めるか読めないかで総理の首が飛ぶくらいの国ですから、字の上手い下手とは別に漢字が書けないと認めてもらえないわけですが、アメリカというかアルファベット圏だとアルファベットそのものが綺麗でなければ、能力がその時点で疑われるということになるでしょうに、そのあたりは無頓着なのでしょうかねぇ。
 僕らなんかは面接をする前に履歴書の字が綺麗にかけているかどうか、丁寧に書いてあるかどうか等も見て判断材料の一つにしますが、あちらではそういうのはないのでしょうかね(そういえばまことしやかな話として、アメリカでは個人情報とか差別についてが厳しいので、名前以外は住所も電話番号も年齢なども書きたくなければ書かなくていいし、それを理由に拒否してはいけないなんていう話も聞いたことがありますが、さすがにそれはマジョリティではないでしょう)。 
 筆記体については、僕は個人的には読みづらいので嫌いですが、サインなりは流麗な筆記体のほうが美しいし、手紙などは雰囲気があっていいかも知れませんね。

ちなみに、皆さんは自分の字に自信がありますか?

子どものような文字しか書けない大人が増殖中 米国
(CNN) 10代の米人気歌手、マイリー・サイラス(Miley Cyrus)やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の手紙には、その傾向がはっきりと見てとれる。手書き文字のひどさだ。有名人の「10代の自分への助言」を特集した本に掲載された2人の手書き文は乱雑で、筆記体のサインに至っては、かろうじて判読できる程度だ。
カナダの芸能記者ジャスティン・キング氏によれば、10代のスターたちの字が下手なことは業界に知れ渡っているという。キング氏は「30代以上の芸能人のサインはもっとずっと読みやすい。しかし、(10代の)若手世代に至っては、名前の頭文字と、サインにくっついているハートマークが読み取れればいい方だ」とこきおろす。
米国ではほとんどの州で筆記体が必修ではなくなった。約46州は筆記体を必修としない教育課程を採用。インディアナ州は先ごろ、秋から始まる新学期では、筆記体の必修を廃止し、代わってキーボード入力の習得を義務付けると発表した。
易しい筆記体の普及活動をしているジャン・オルセン氏は「文字を手で書くのを教えることを2年生でやめれば、2年生並みの文字しか書けない世代が出来上がる」と嘆く。米国はいずれ、子どものような文字しか書けない大人の国になってしまうのだろうか。独立宣言が読めなくなれば、その署名に込められた意味も理解できなくなるのだろうか。
コンピューターが普及する中、筆記体は読めなくても問題はないという意見はある。しかし、字が汚いと中身も良くないと読み手に思われてしまうことは研究でも示されている。米バンダービルト大学のスティーブン・グラハム教授は「字がへたな人は、思考の質までマイナスの評価をされてしまう」と警鐘を鳴らしている。