小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

イギリスの暴動 収拾つかずのよう

 あんまり意識していなかったのですが、ロンドン在住の知り合いからのメールでイギリスの暴動の激しさを知りました。ごく一部だけの一部エリアでの暴動(日本でかつてあった大阪市西成区の暴動とか)かと思いきや、わりと広範囲に広がっていっているし、すでに警察に逮捕・拘束されている人数が500人近く、焼き討ちや、倉庫の破壊などもあり、一部見確認ニュースではソニーの工場にも暴徒が乱入して製品が盗まれたり放火されたりとか、、ひどい有様になっているようです。
 今回の発端は、警察官の取調中の射殺といういきすぎた行為にあったようですが、、、もともとの人種差別の問題や景気の悪さで高失業率が続いていることなども手伝って鬱屈した不満がへんな形で爆発。ツィッターやフェイスブックなどでも、煽るような文章や犯罪告白を誇らしげにしている人が出て来ているとか、、。バーミンガムも燃えているようです。キャメロン首相がいそぎ自国へと戻りましたが、デモも多発しているようですし、、生活の不満が根本の暴動はかなり心配です。

 国内だけでも、東北電力も関西電力も冗談ごとでなく電力不足がかなり深刻ですが、そんなレベルではないですね。

 追記;この暴動に関して、ゲームの影響だというような新聞記事がまた物議を醸しているよう。日本でも、大量殺人や通り魔、無差別殺人のたびに、ゲームや漫画のせいでゲーム脳になっているのが原因という的外れな議論が起きますが、これは世界共通のようです。

29歳の男性が銃器を取り締まっていた警察官に射殺されたことをきっかけに、イギリスの首都・ロンドンで青少年を中心とした暴動が広がっていますが、その原因がロックスター社の人気ゲームシリーズ「グランド・セフト・オート」のせいであるという記事が紙面に掲載されたことを受け、反発が起きています。