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NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」第30話 「愛しき人よ」 感想

 NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」30話「愛しき人よ」感想です。
 上野樹里主演NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」を見ました。
 今週のあらすじは こんな感じ。
 徳川家に嫁いだものの、江(上野樹里)は愛娘の完や前夫の秀勝(AKIRA)の思い出を捨てきれず、嘆き悲しむ日々を送る。いじわるな物言いで気が合わない秀忠(向井理)と江の状況を知らずに家康(北大路欣也)は孫の誕生を期待するが、外面のいい秀忠の振る舞いに江はあきれ返るとともに、男子を産むことだけを強いられるようで憤慨する。江と秀忠の淡々とした関係は一年余も続き、いよいよ耐えかねた江はついに離縁を決意する。しかし、その夜に屋敷で火事が起こり、江は、自身と自身の携えてきた遺品や思い出の品を救ってくれた徳川秀忠に心を開き、ようやくと真の夫婦となった。。。

 てなことで、ようやくと江と秀忠が本当の意味で夫婦になったのがこの回でした。世間的な評価はどうかわかりませんが、個人的には腹を抱えて笑わせていただきました。なんていうか、あそこまで秀忠のツンデレぶりが徹底されていると、それはそれで凄く見ていて楽しかったです。いい意味でコメディでした。まぁ、一歩間違えば、江は鬱のノイローゼになってしまっていたかも知れない訳ですが、本当は好きなのに、素直になれずにやきもきしている秀忠は微笑ましかったです。焼きもちを焼いているのにも自分で気づかず、どう接していいかわからないから憎まれ口ばかり叩いて、その癖彼女の姿を目で追っている秀忠。
 このドラマに初登場のときはとてつもなく陰険なキャラになるかと期待していたのですが、この調子だと、拗ねて子供っぽい意地っ張りがの彼が江によって本当の愛を知って名君になる、みたいな流れになっちゃいそうです。
 まぁ、しょせんはドラマだし、色々なドラマでは常に無能ものか陰険なキャラとして描かれている彼がいいものになるのも悪くはないのかも知れません。

 追記:それはそれとして、来週はいよいよ「秀吉死す」ですね。岸谷五郎の怪演もこれで終了、次は宮沢りえの淀君の狂気が始まるのでしょうか。