小説・漫画好きの感想ブログ

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菅首相、早期退陣とともに「もんじゅの廃炉も含めて脱原発依存」

 菅首相が、自身がこだわる「再生エネルギー法案」などの三法案の成立とともに自身の退陣を始めて認め、それとともに、脱原発依存の原子力発電所停止の行程の中に運用が難しく危険性の高い高速増殖炉の「もんじゅ」の廃炉も含まれるという考えを示した。
 しごく当然かつ現在の放射能漏れ状況を考えればまっとうな話だが、アメリカから日米首脳会談を断られている状況、G7でもちょっとはみごにされている状況ではなかなか意味を見いだせない話になってしまいそうです。
 

 菅直人首相は8日の衆院予算委員会で高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について「原発に依存しないでもやっていける社会を目指す。この中には使用済み燃料の再処理、もんじゅも含まれる。この方向性を計画的、段階的に目指していくことが必要だ」と述べ、今後の核燃料サイクルなど原子力政策全体を見直す中で、もんじゅの廃炉を含め幅広く検討する必要があるとの認識を示した。社民党服部良一氏への答弁。
 首相は、使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物の処理について「長期に安定的に管理し、後世に悪影響を残さないで済むかが極めて深刻な問題、原子力の持っている本質的な問題点だと認識している」と強調した。
 日米両国などがモンゴルに使用済み核燃料の中間貯蔵・最終処分施設を建設する極秘計画については「我が国で発生した使用済み燃料や高レベル放射性廃棄物を外国で貯蔵、処分することは現時点では考えていない」と述べた。


 財務省の野田さんも辞めるとなると、本当に運営が厳しいでしょうしね。
 

野田佳彦財務相(54)は特例公債法案の成立直後に辞任する意向を固めた。複数の関係者が8日、明らかにした。野田氏はすでに次期民主党代表選に出馬する考えを固めており、9日昼に自らのグループ「花斉会」の緊急会合を開き、自らの考えを表明する見通し。