小説・漫画好きの感想ブログ

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原発全て停止でも、国内の電力不足は9%程度で対策可能??

こんばんは。
 報道ステーションを見ていますが、今日はそろそろ寝ちゃいます。
 さて。ニュースによると、日本全国の原子力発電所が全て停止しても、国内の電力不足は9%程度で、揚水発電や自家発電設備で対応可能だというような報告を政府筋のひとつがあげてきたようで、明日には菅総理が記者会見するようですが、、、なんとなくフワフワしたニュースでどこまでが本当でその試算自体もどれだけ裏付けがとれているのでしょうかね。なんか政府公式発表っていうのが菅直人総理のせいだけでなく、民主党政権になってからはどれもこれも場当たり的ですね(自民党のときも本当はそうだったのかも知れないけれど、わからないように上手く演じていた)。
 脱原発の議論の前提として、もし本当に過度の省エネや経済の活動停止にならずに、電力がなんとか賄えるならそれはそれで素晴らしいことです。原発について完全停止を段階的にやるにせよ、安全対策を強化してから再開するにせよ、原発を全部止めたら、とりあえずいきなり大停電によっていろいろなトラブルが多発して日本の全てが止まってしまうような心配がなく議論ができるベースができるならそれはよいことです。
 資源がない国だし地球温暖化阻止のために二酸化炭素は押さえないといけないしで、完全に事故が起きずに廃棄物の問題も解決できるなら原子力はベストチョイスだけれど、今回みたいな可能性があるなら生活レベルや国民経済レベルをかなり後退させても原子力は放棄しないといけないというのも非常に当たり前な話で、みんなが葛藤している問題だけに、それについて「でも大停電してしまうから原発切れないんだよ」というやむなしでなし崩しに議論が議論にならずに進んでいってしまうことを回避できる根拠になる正しい試算なら有り難い話です。
 ただ、希望的観測やイデオロギー的なものがあって捏造や都合の悪いことの隠蔽が多い報告書だったらそれはそれでまたまずいし、、、まぁ明日出てくる資料待ちですが、なんとも評価が定まらないニュースです。