小説・漫画好きの感想ブログ

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フジロック・制服向上委員会・反原発 セシウム汚染牛に隠蔽と情報操作

 こんばんは。
 さきほど戻りました。
 なんだか、最近のニュースは情報操作と隠蔽ばかりですね。
 フジロックのスポンサーによる、制服向上委員会の出演中止騒動とリツイートの嵐は山本太郎の番組・舞台降板騒動を思い出させますし、方向は180度違うけれど斉藤和義の替え歌も思い起こさせます。
 また、東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れや浄化装置の不具合や、ベントの失敗・3号機4号機への電源消失をめぐる報道のあまりの少なさは、高速増殖炉のもんじゅの事故について事態の収拾がつくまで全く何も報道しないに等しかったことを思い出させます。
 セシウムに汚染された肉牛が流通しているという報道も、最初の最初に約束を破って飼料として禁止されていた外置きのわらを食べさせたのが誰か、自主規制を破ったのが誰かという根本を飛ばしたまま、センセーショナルな報道だけが飛び交います。
 菅総理北朝鮮拉致事件関係者への献金というニュースも、拉致疑惑に関わる人物の息子が参加している組織から分化された別組織への献金のはずが、いつの間にか北朝鮮とイコールでつなげる乱暴な話がそのままに流れて、まるで宮崎の口蹄疫被害の最初が韓国からの留学生によるテロだという話が、事実関係としてその農場の人が完全否定してもそのまま存在したことになっているのと同じで、自民党・民主党に関わらず事実関係と違っても出所がネットソースであれば誰も責任を問わずに悪用して構わないといったような風潮、というよりも誰がどうみてもお互いに事実を歪曲した情報戦をやっているのが丸わかりな状態がえんえんと続いています。
 なでしこジャパンのワールドカップ優勝大勝利のあとの熊谷さんの合コン話の法大生ツィッター中継もそうですが、本当であっても流すべきでないニュース、プライバシーの侵害なのに放置するニュース、規制していいのにしないニュース、罰するべきを個人の問題として罰しないおかしな風潮が今、あの東日本大震災以降日本を覆い尽くしているようで気持ち悪くて仕方がないです。
 放射能汚染が見つかった。
 あるのは汚染が確実にあるということで、それがどれほどの影響が確実にでるのか、可能性としてはどうなのか、回避できるのかできないのか、タバコや公害と比べてどれくらいの影響がでるのか、どちらのほうがより具体的な被害があるのか、そういう論理的な話はなく危機を煽るだけ、或いは麻痺させるためだけのニュースが、危険を煽る派、安全だと説く派のどちらの両極の陣営がどちらからも流されています。
 なんだか、他人のためにではなくて、自分の意見に従わせるための、ためにする言説やニュースや流れが、隠蔽と情報操作でなされているこの状況は極めて気持ち悪いです。