小説・漫画好きの感想ブログ

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福島産牛肉から基準値超えるセシウム(南相馬市)

おはようございます。
 今日は朝から暗いニュースです。
 福島県南相馬市が出荷した牛肉から、基準値を超えるセシウムが検出されたそうです。県は出荷自粛を要請したようですが、、これは厳しいですね。福島県の該当エリアのものに関しては出荷を全て取りやめるのはやむを得ないでしょう。でないと、今でもすでに一部で肉牛や野菜でこうなのだから、福島の人間が避難してくるのを禁止しないといけないとか避難を受け入れるにしても、隔離した避難所にまとめないといけないとか人権を全く無視した事を言い出ている一部の人たちの声が徐々に大きくなりかねません。
 全ての問題の元凶は福島第一原発の放射能漏れであって、別に福島の人たちが悪いわけでもなければ、彼らが汚染源のわけでもないのは当たり前ですから、ダメなものはダメ、出荷してはいけないものはいけない、補償はしっかりする形で対応する、これについては東電にきちんと責任を取らせる、そしてやや厳しい事を言うとどうしても土壌回復するにしてもなんにしてもしばらくは住めないエリアは曖昧なことをせずに完全閉鎖して人の出入りも全てなくす。そういう事をきちんとやらないといけません。
 どんなに恨まれても全体の利益や全体の安全のためには、嫌なこともやる。そのかわり、前近代国家じゃないんだから、その人たちの補償を合理的な範囲内でフォローするというそこに尽きるんだと思います。

南相馬市に出荷自粛要請…肉用牛からセシウム
 福島県南相馬市の農家が東京都内の食肉処理場に出荷した肉用牛11頭のうち1頭の肉から、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出され、福島県は8日夜、南相馬市に肉用牛の出荷自粛を要請した。
 厚生労働省によると、肉類から規制値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。11頭の肉はいずれも流通していないが、この農家からは5月30日〜6月30日に6頭の牛が出荷されており、厚労省で追跡調査を始めた。
 同セシウムが検出されたのは、福島第一原発から20〜30キロ圏内の緊急時避難準備区域内の農家が飼育し、東京・芝浦の食肉処理場に8日に搬入された牛。厚労省の依頼で東京都が解体された枝肉を検査したところ、規制値(1キロ当たり500ベクレル)の4倍以上に当たる2300ベクレルを検出。都は残る10頭も検査している。
 計画的避難区域と緊急時避難準備区域で飼育されていた牛は、福島県が全頭、体表面をサーベイメーターで検査するなどして安全性を確認し、出荷することになっているが、今回の牛はその検査をくぐり抜けたとみられる。
 厚労省は8日夜、福島県と同県に隣接する6県に牛肉の放射性物質検査を強化するよう緊急で通知した。同省は「食べてもすぐ健康に影響はない」としている


そして、「食べてもすぐに健康に影響はない」というのも、流通させる分に関しては構わないけれど、そうでないものに関してはすぐに健康に影響があるなしではなく基準値を超えたから出荷停止しますだけでよいと思います。