NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」25話 愛の嵐 感想

　上野樹里主演NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」を見ました。
　まだ「マルモのおきて」の最終回を見てないし、最近なんだかドラマを見るペースが遅くなっています。まぁ仕事が立て込んでいるんだから仕方ないっちゃ仕方ないんですけれど、、ね。
　さて、大河です。
　先週大々的に予告したわりには切腹になっていなかった利休殿が今週いよいよ切腹でした。切腹の沙汰に納得がいかない江は、関白・秀吉に直談判をするも、石田三成にすげなく追っ払われます(それにしても萩原聖人の石田三成は日に日に人間がせこく器が小さくなっている気が・・)。それでも納得いかない江は、よもやの炭焼き職人に変装しての利休邸侵入まで決行するも、利休本人が死ぬ気満々で彼の死を止めることは出来ませんでした。なんていうか、史実だから仕方がないんだけれど、わりあいに大きな出来事が淡々とすすんでいく今回は、捨改め鶴松の病死、江の結婚と婚礼(よもやの婚礼シーンなし?)、朝鮮出兵と話が進んでいきますので、利休どのの死の感慨のひまもあらばこそ、次々と話が進みます。
　姫たちの戦国ということですから、AKIRA演じる豊臣秀勝と江の婚礼シーンはさぞきらびやかに豪華に時間をかけて描かれるのかと思っていたのですが、女性の夢の婚姻・婚礼シーンはもっと何かあると思っていたんですが、何もないままに終了。これは前回の結婚のときもそうでしたし、水川あさみの時もそうでした。女性にとっては結婚シーンというのはあんまり興味がないものなのかな?
まぁ、それはそれとして婚礼をすっとばしてのいきなり新婚初夜のシーンで、なにか幸せそうな将来を誓い合ったと思ったら、次回予告ではその秀勝殿にすでに死亡フラグが立っておりました。なんかね、今回の大河って冷静に考えてみると、すべてが早回しなんですね。歴史の大きな転換点にいるから仕方がないのかも知れないし、織田・豊臣・徳川の三代をまたいでの話だから仕方がないのかも知れないけれど、ここがフォーカスポイント、というのがまだなんかつかめない感じです。
　25週ということはもう前半終わって折り返し地点をまわったくらいですよね?
のわりには、歴史ダイジェストを見ているような。確かに、秀吉については今まで以上に背景とか流れとか戦争以外での動きがよくわかったんだけれど、これは演出家が見せたかった側面ではないでしょうねぇ。。
　
　徳川秀忠役の向井理の嫌みなキャラだけが妙にひっかかるのですが、、あれはどう収拾つくんだろうなぁ。。