小説・漫画好きの感想ブログ

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モンシュシュ裁判 堂島ロール側の敗訴 ゴンチャロフ勝訴 

 いわゆるモンシュシュ裁判に決着がつきました。
 堂島ロールの販売元が敗訴し、 「モンシュシュ」標章の使用禁止と3500万円賠償命令が出されました。予想外の結末にびっくりです。堂島ロールの名前はいまや、全国区になりましたし、全国でのご当地ロールの草分けというか火付け役だっただけに、まさかの敗訴でした。ゴンチャロフと混同することなどはないはずですが、この裁判結果が判例主義の前例となったことで、今現在売れている商品名の商品を別の会社がさきだって販売していた場合は、同一商品名をつけた会社はいつ訴えられるかわからない事態になりました。
 これはかなり危険な気がします。

 「モンシュシュ」という名のチョコレートを販売している老舗洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」(神戸市灘区)が「商標権を侵害された」として、人気のロールケーキ「堂島ロール」の販売元「モンシュシュ」(大阪市北区)に対し、名称使用の差し止めと損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、大阪地裁であった。山田陽三裁判長は商標権の侵害を認め、包装紙や看板、ウェブ広告などで標章使用を禁止するとともに、約3500万円を支払うようモ社に命じた。
 判決によると、モンシュシュは「私のお気に入り」を意味する仏語。ゴ社は昭和56年に「モンシュシュ」を商標登録し、この名前を付けたチョコレートを販売していた。一方のモ社は平成19年に「モンシュシュ」に商号を変更し、店舗の看板や包装紙などに使用していた。

 ただ、売り上げの0.3%の支払いが3500万円ということは、、いったい堂島ロールの売り上げって、、、売り上げだけで100億円以上は軽くあったということか。。。スイーツって売れているところは売れているんだなぁ。。