小説・漫画好きの感想ブログ

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今朝玄関の扉を開けると、女の子が泣いていた

 今朝の話。 
 仕事に行こうと玄関のドアをあけると、そこに女の子がうずくまって泣いていた。
 カーリーとまではいかないけれど、金色や赤い色をふんだんに散らしたヘアスタイルの女の子がうずくまって泣いていた。
 勿論びっくりしたし、なによりうちのマンションのフロアには、僕と、自宅でエステサロンを開いている女性以外は住んでいないので、そこに女性がうずくまっている事に驚いた。当然ながら、僕の知り合いではない。 
 朝一で肩をふるわせて、時折しゃくりあげるような声で泣く女の子を見るというのはなかなかに無い事だし、自宅玄関前というのは非情に泣かれるには気まずい場所である。一応一声かけて顔を見てみたけれど、やっぱり知り合いでもないし何故こんなところでわざわざ泣いているのかも分からない。
 これが出勤前でなかったから「まぁ、とりあえず家にお入り。コーヒーでも淹れるよ」となるところだけれど、さすがに出勤前で時間がなかったので「大丈夫?」とだけ声をかけてみたが、ただただ泣くばかりで何度か声をかけてみたが「しばらくここで泣かせてください」とだけしか言わない。
 時間切れで、そのままにして仕事に出てしまったあと、さっき帰ってくるだんになってそれを思い出したが、もちろんのこと彼女はいなかった。果たして彼女は何者だったのか? 何故こんなところで泣いていたのか? きちんと復活したのか? いろいろ気になることはあるのだが、それもこれも謎のままである。
 オチはないけれど、これが今朝の話。
 なんか夢に出てきそうだなぁ。。。