小説・漫画好きの感想ブログ

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福島第一原発放射能漏れの影響 飯館村で唯一の本屋さん閉店

いたましいニュースが色々ありますが、本好きとしては、このニュースは結構哀しいものがあります。

福島第1原発飯舘村唯一の書店が涙の閉店…「必ず戻る」
閉店前、「きっといつか再オープンするぞ!!」とメッセージを窓に張る「ほんの森いいたて」の高橋みほり副店長=福島県飯舘村で2011年6月15日午後6時15分、竹内幹撮影
 東京電力福島第1原発事故で、計画的避難区域となった福島県飯舘村で唯一の書店が15日、閉店した。店員は窓に「きっといつか再オープンするぞ」と書いた紙を張り、午後6時15分、涙ながらに店の扉を閉めた。
 閉店した「ほんの森いいたて」は、村営の書店として95年2月、オープンした。毎日、夕方になると、隣にある役場の職員や、近くの村立飯舘中学校の生徒たちが本を購入しに店に寄った。
 15日は、副店長の高橋みほりさん(29)と店員の菅野ひとみさん(46)がいつも通り、常連客との会話を弾ませた。閉店すると知り、横浜市から訪れたという読み聞かせボランティア、石井みどりさんは「子供が入りやすく工夫していて選書も良かった」と涙ながらに話した。
 原発事故が収束しないため、再開時期のめどは立っていない。しかし、高橋さんは「常連の女性客に『よく対応してくれた。ありがとう』と言われ、とてもうれしかった。いつか必ず戻ります」と語った。