小説・漫画好きの感想ブログ

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大連立で仙谷由人総理の可能性??  それは勘弁

 こんばんは。
 ちょっと体調がましになってきました。まだ余り声が出ない状態なのですが、呼吸はだいぶ楽になってきました。
 ところで、今日ニュースを見ていて思ったのは、世間一般の世論とはまったく関係のないところで、大連立の枠組での動きが激しくなってきていますね。民主党でいえば、枝野官房長官や、小沢一郎鳩山由紀夫細野豪志渡部恒三あたりが積極的に動いていて、自民党では石原伸晃、大島理森、森嘉朗元総理、などがその筆頭にいるようです。また国民新党亀井静香なども大連立にむけて全力でといっています。
 (逆に公明党は、大連立には否定的で、このあたりの枠組疑問派としては山本一太や石破茂氏あたりでしょうか)
 
 そして、この流れの中で、民主党の中でその名前が首相候補としてあがってくること自体疑問だったのですが、ここにきて自民党一部からも現実的な路線でということで、仙谷由人氏を総理大臣に推す声があがってきています。うがった見方をすれば、彼に首相というか民主党のトップをやらせておいた方が、次の選挙では自民党に有利になるだろうという思惑があるようですが、、、仙石氏を首相に据えてその下に自民党が連立政権として入るというのは、ある意味自民党としてどうなんだろう?? と疑問符がつきます。
 菅首相のもとでは、自民党としては協力したくない、と明言して倒閣に動いていた自民党ですが、菅は駄目だけれど仙谷さんの為なら何かをやろうという気に果たしてなるのでしょうか? というか、仙谷さんのために頑張るみたいなことを公言するのは果たしてプラスに働くのか? ときわめて疑問です。
 まだ小沢一郎氏に対するアレルギーのほうが少ないだろうしダメージもないような気がするのですけれどね。
 まぁ、どちらにせよ、僕は前々からここで主張しているように今は国難で切迫した事態だから政権交代云々やら首相交代などとくだらない事をするよりも、まずは東電の福島第一原発の放射能問題の解決と、東北の復興についてをなにはさておき最優先でやって欲しいと思ってますし、世論調査の結果でも、菅首相がいつまで在職すべきかという問題についても、さまざまなメディアアンケートの結果、誘導したい政治家・マスコミの意向に反する形で「来年1月までやるべき」というのが、「すぐにやめるべき」や「1〜2ヶ月以内」というのを押さえて一番多いわけで、民意はおそらくそのあたりにあるんだろうけれど、このあたりは捨て置かれているようですね。
 ・・・まぁ、ネットだけの論調やらいろいろなオープンサイトの書き込みをみると、菅さんの即時辞職や、解散総選挙民主党の解体を望む人が99.9%で、僕みたいな意見を出す人間は0.1%もいないような印象なのですが、この異常な落差が、どういう原因によるものか。よく言われるネット層と、それ以外の層の違いなのか面白いところです。
 
 でも、自民党支持の人も、菅降ろししたい人も、そのかわりに仙谷氏が総理でもそのほうがましと本気で思うのだろうか?