小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

ベント以前、水蒸気爆発以前に放射能物質テルル132が飛散していた 

 おはようございます。
 福島第一原子力発電所関連ですが、、、先日の海水注入をしていたしていなかった、空焚きになって炉心溶融が進んだ進んでいなかった、責任はどこにあるのか、人災なのかそうでないのかの議論が吹き飛ぶようなニュースが確定事項として出てきました。
 それが以下のニュースなんですが、、、昨日か一昨日に一報が出ていたものの、その後なにもないのでまた誤報か東電お得意のデータ読み間違いかと思っていましたが、そうではないようで公式発表になりました。
 しかし、、、、。
 これが事実であるならば、ベントの前、炉心溶融があったのではという事態の前にすでに五重の防御をしていたはずの原子炉が既に壊れていて、外に放射性物質が溢れていたという話になります。無茶苦茶な話で、それが事実なら今までのすべての一連の流れそのものが嘘というか前提が間違えた動きになっていたという事になります。しかし、そうであれば、逆にまた東電敷地内で1マイクロシーベルトの放射線量が出たといって大騒ぎになった翌日の騒動がまったくつじつまがあわなくなります。
 現場、マスコミ、政府、本部、東電、関係者、学者全員が夢を見ていたのか、それとも全員が(自民党や他の野党も含めて)共謀していたのかという話になってきます。真偽というか、真相がまったく見えない話になってきます。そして、一番の疑問はそういう重大ニュースなのに、誰も何もコメントしないということ。いったいどうなっているんだろう?
少なくとも、保安院は知っていたっぽいのは確定したが。。。。

千度以上示す核物質、3月12日に検出していた
 東電福島第一原発から約6キロ離れた福島県浪江町で3月12日朝、核燃料が1000度以上の高温になったことを示す放射性物質が検出されていたことが分かった。
 経済産業省原子力安全・保安院が3日、発表した。検出された物質は「テルル132」で、大気中のちりに含まれていた。原発から約38キロ離れた同県川俣町では3月15日、雑草から1キロ・グラム当たり123万ベクレルと高濃度の放射性ヨウ素131も検出されていた。
 事故発生から2か月以上たっての公表で、保安院の西山英彦審議官は「隠す意図はなかったが、国民に示すという発想がなかった。反省したい」と釈明した。
 テルルの検出は、1号機から放射性物質を含む蒸気を放出する「ベント」の実施前だった。

ちなみに、テルルとは(Tellurium):原子番号52の元素。元素記号はTe。酸素族元素の一つ。テルル単体及びその化合物には毒性があることが知られている。
また、これらが体内に取り込まれると、代謝にされることによってジメチルテルリドになり、呼気がニンニクに似た悪臭(テルル呼気)を帯びるようになる。
融点449.51 ℃ 沸点988 ℃ 水に不溶とのこと。

 もう一つ発見されたルテニウムとは、Ruthenium): 原子番号 44 の元素。元素記号は Ru。白金族元素の一つ。貴金属にも分類される。希少金属である。万年筆などのペン先(ニブポイント)に使われる。 ハードディスクの容量増大の目的でも用いられている。
融点 2334 ℃ 水に不溶とのこと。