小説・漫画好きの感想ブログ

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携帯電話に発がん性リスク認定 WHO でも、携帯がない社会に戻れますか?

 すでに皆さんご存知のことと思いますが、WHOが携帯電話から出る電磁波について、発ガン性リスクを認定しました。具体的には脳腫瘍などの発生率が高確率であがるようです。発ガン性リスクを確定ということは、それこそアスベストや、現在の福島の放射能汚染より、より発がん性が高いものだという認定をしたということで、、、これはかなりのおおごとです。
 いわゆるタバコの副流煙問題で訴訟が乱発されたように、国内はまだしも海外では訴訟が頻発する可能性があるし、国内に限っていえば、いま福島・いわき市などでデモが起こったり、抗議運動が活発化している健康被害関係のいろいろなことよりも、さらに確実なガンリスクとして携帯電話が挙げられたということですから、これはかなりの衝撃です。
 放射能の危険性を論じるのよりもさらに確実な被害リスクということになるのであれば、、原発をやめるのと同様に携帯電話を禁止しなければならないという議論にならないとおかしいのですが、一般的な認識としても、感情としても、実感としてもそれはなかなか受け入れがたい話にしかならないだろうし、でも、それを否定すると、放射能云々の話でリスクに対して責任を追及するのが矛盾した話になってしまうという、、、えらい問題です。
 
 日本人の場合、これについては、華麗にスルーしてしまうという可能性が一番高いのですが、、それをやってしまうと直接直ちに被害のない問題については目を逸らすことが正当化されてしまうわけで、、あぁものすごいジレンマですね。
 個人的には携帯電話があまり好きではない(仕事でやむなく使わざるを得ないのですが)ので、若者の携帯依存症なんかが問題になっているこの世の中ですから、ツィッターなどもひっくるめて携帯がなくなるという事態はそれはそれで大歓迎なんですが、、、そこに戻るには日本は本当に携帯依存社会になってしまっているから難しいんでしょうねぇ。。。
 
 携帯、なくなっても社会が許容してくれるなら(お客さんからの連絡や発注関係など含めて)、携帯電話はもたなくていい社会になって欲しいんですが、、、二十年前にはまだ携帯なんて世の中にまったくなかったわけですから、、、そうなってくれればいいんですが、、どうですか?
 携帯がない社会に皆さんは戻りたいと思いますか?
また戻ることは可能だと思いますか?