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自民・公明・たちあがれ日本が内閣不信任案提出 被災地では怒りの声 

 ただいま帰りました。
 キリンカップ、日本対ペルーの親善試合のラストをなんとか見ることができました。いやぁ、ノーゴールのドローですか。途中経過を見れてないので余りコメントできないのですが、みんなが盛り上がっているのをみると嬉しくなりますね。
 サッカーはワールドカップ、アジアカップを経て、プロ野球以上に日本人が一丸で応援できるスポーツになってきましたよね。ザッケローニ監督も、長友はじめ全日本のメンバーも本当頑張ってますもんね。一致団結の美しさが本当によく出ていますもん。
 それに比べると、、とうとう本気で、自民党の谷垣禎一総裁は、菅直人首相ひきいる現政権に内閣不信任案を提出しましたね。民主党小沢一郎鳩山由紀夫などをはじめとする一派が不信任案に同調するということで、ひょっとしたら内閣総辞職もしくは衆議院の解散総選挙の可能性が出てきましたが、、本気で出すとは本気で復興などどうでもいいというスタンスなのですねぇ、と呆れました。
 この国難、大震災からの復興のときに党利党略しか目指さない姿勢は本当にどうしたものかと思います。

 東日本大震災からの復興の道筋も見えない中で、自民、公明、たちあがれ日本の3党が内閣不信任決議案を提出した。震災発生からまだ3カ月足らず。大津波や福島第1原発事故に見舞われ、避難生活を強いられている人たちからは、怒りとあきらめの声があがった。「私たちの暮らしに目を向けてほしい」。政争に明け暮れる永田町に、被災者の思いは届かないのか。
【まさに党利党略】内閣不信任案:被災地の選管「実施無理」 名簿作りも困難
 「そんなことをしている場合なのか」。岩手県陸前高田市立米崎小学校で避難生活を送る藤丸秀子さん(62)はため息をついた。震災で勤め先の会社が被災して失業し、自宅も全壊した。現在は心臓病を患う夫(64)と認知症の母(84)の3人で暮らし、仮設住宅への入居を待ちわびる。「被災者の暮らしに目を向けてほしい。仮設住宅を出た後の住居が心配。首相が代わっても将来像が描けるとは思えない」と話した。
 同じ陸前高田市の市立第一中学校で避難生活を送る同市高田町の無職、藤村邦夫さん(69)は「野党なんだから内閣不信任案を提出するのは勝手だが、何がしたいのか分からない。どこまで足の引っ張り合いをするのか。これから何が変わるのかもぴんとこない。今は大変な時期だから、与野党関係なく一緒になって頑張ってほしい」と話した。

一致団結する、呉越同舟でも共通の問題に取り組む、総理がだめ、内閣が駄目、ではなくて議員立法という形で法案をいくらでも国会議員は提出できるのだからそれで対策できるのにまったく対抗せずに、反対につぐ反対だけでは政治不信がさらに進もうというものです。IAEAの査察検証を見ればあきらかなように、東電の対応のまずさや津波への過小評価ということが福島第一原発問題においてはハッキリしたわけで、あとは復興庁・復興省・復興院、名称なんてどうでもいいですから、復興にむけて与野党一致で頑張ってもらいたいところです。
 
 追記:鳩山元首相が造反確定宣言をしたことで一気に可決の可能性がでてきたようですが、、、やっぱり資金源があると新党の現実味があると踏む人が多いのかな。情けない。