小説・漫画好きの感想ブログ

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「結界師」34巻 田辺イエロウ著 感想

 先日の「ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン」に続いて、最終巻までラスト1巻の最新刊です。
 
 いよいよ裏会総本部への攻撃を開始した連合軍。その裏で、地下にある神祐地の主に対して直接交渉に趣く雪村と、宙心丸のために一つの異世界を作り上げる仕上げにかかる墨村。考えてみれば、最終的な全面戦争の裏側で、主人公二人は創造的な作業に邁進するというのは、斬新なストーリーかもしれません。
 三十数巻という長編漫画だけに、それぞれの登場人物がそれぞれの思いや奥行きをもって最後の戦いに挑んでいるのでそちらも見応えいっぱいですが、その裏側での主人公二人のそれぞれの孤独な作業もそれはそれで見応えがあります。
 いよいよ次回、最終巻、どんな大団円が見られるのかとても楽しみです。

 

結界師 34 (少年サンデーコミックス)

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